弓の構え方

弓の構え方で検索される方が結構いらっしゃるようなのであくまで自分なりの構え方を書いておきます。自分なりと書きましたが一応、音大で正式の構え方を習いました。ただ、それですといろいろ不都合があったので自分なりに改良を加えたものです。それと、自分はジャーマン方式の弓しか使ったことがありませんのでフレンチの構え方はわかりません。

ではまず、このように薬指を弓の毛箱と竿の間に差し入れます。弓自体はまだブラーンとしていて構いません。

で、このように親指を弓のおしりにひっかけます。小指は毛箱の外側に。

軽く握ります。鉛筆を握る要領です。

横から見たところ

前から見たところ

小指を使用して全体を持ち上げます。人差し指は竿の上に。中指は竿と毛箱の付け根に。水平に持ち上げた状態が不安定だったとしても構いません。弓が弦に乗っかった状態で安定していればそれで良いので。

そのまま弦上に乗っけます。

で、ボウイングとなるわけですが、竿の上に乗っかった人差し指に腕の重量を脱力して乗っけることで楽器の音量が上がり、逆に力を入れて弓を浮かせることで音量が下がります。そして竿の裏側にある中指を伸縮させて細かいフレーズを演奏します。スピッカートなどは拳骨を固めて弓の反動をコントロールします。後、アクセントなど細かなことなどは・・・・レッスンに来てください。なかなか文章だけでは伝えづらいです。