
外観。
左右対称に作られた低めの建築物です。
周りの高層マンションとの対比が面白い

玄関、外観正面向かって左右にあります。
全体的に窓には幾何学模様がしつらえてあります。
わざと天井を低くして暗い印象に。

食堂。
玄関をまっすぐ抜けて階段を数段上がると天井の高い食堂が表れて視界が広がります。
フランク・ロイドさんは完成した天井を見たときに高すぎると感じて、1番でこの照明をデザインしたそうです。

教室。
これも正面玄関から左右に分かれて、対称に出来ています。
照明は後付けで当時は自然光のみで授業をしていたそうです。
上の写真は、外観から見た中央の部屋。
壁画があるのだけれど戦時中に西洋の宗教画はよろしくないとのことで漆喰を塗られていたとのこと。
改装中に発見されたらしいです。
なんにしろ戦争ってのは馬鹿馬鹿しい。
全体的に低予算で作られているため、近づいてちゃんと見てみるとなかなかの安普請。
何しろ校舎を自前で建てたのだからしょうがない。
大谷石がところどころに使われているのだが、それも当時建設中だった帝国ホテルの分を持ってきちゃったんじゃないか?との疑惑があるらしい(笑)