猫ばばあさん達へ

また家の敷地内へ野良猫の餌を撒かれました。

その度にエサ入れを廃棄するなどして静かな抵抗を試みるのですが、一向に効果はありません。

 

猫自体を嫌っているわけではないんです。

こうやってパソコンに向かって文字を打っている時に向かいの塀を猫が歩いて行ったり、窓を開けて風呂に入っていると壁を歩いてきた猫と目が合ったり・・・。

なかなか楽しいものでした。

 

しかし自宅の敷地内に侵入されて、しかも(こちらから見れば)汚い餌置きを置かれたりするとどうしたものかと対策を考えざるを得なくなる。

家にいるのに駐車場に堂々と入ってきたりするし。

 

そうなってくると、そもそも野良猫の散歩コースに我が家の壁が選ばれていることが問題なのじゃないかと思われてきます。

猫さえ来なければ当然、猫ばばあさんも来ない訳です。

家の塀に猫が歩けないような、例えばとげとげの付いたカーペットを敷くとかすれば良いのかなとも思っちゃうんです。

 

そうこうしている内に自分の猫に対する感情も変化していく。

要するに段々猫が嫌いになっていくわけです。

 

こうやって猫ばばあさんが周囲の感情を気にせず自らの愛情を押し付けていくことで、1番わりを食うのが当の野良猫たちなんだということに気づくことは無い・・・。

想像力というものが欠けている。

 

思えば最近話題のアーバンアニマルとか、外来種の増加とかっていうのは、この利己的な愛情の押し売りが原因の一端になっているんじゃないかな。

 

人にとって想像力ってとっても大事な資質なんだと思うんですよね。

戦争を起こせる人って(プーチンみたいな・・・)他人への想像力が著しく欠如、もしくは、想像力を行使しないように自らを訓練した人なんじゃないかと思います。

 

話が大きく逸れました。

 

あとさ、野良猫は良くて野良犬は許せない、みたいなダブルスタンダードもなーー・・・

 

まあ、とにかく猫が歩けないように塀に細工をします。