タヌキの話 その後

けがをしてウチの駐車場に迷い込んだ1匹のタヌキ。

その後、室外機と壁の隙間に潜り込んでじっと息を潜めていました。

 

結果、今朝覗いてみたらいなくなっていました。

 

こっちはもう死ぬのを待つばかりと覚悟を決めてるのかと思いきや、やはり動けるようになるのを待っていたようです。

てっきりタヌキの火葬をしてやらねばと思い、くるむ為のタオルと、火葬場に運んでいくための籠と、奥さんが使っていた聴診器を用意していたのに・・・

 

しかし見事なものですね野生ってやつは。

誰にも何にも期待をかけずにたった一人で傷がいえるのと暗くなるのを2晩待って、そこから自力で脱出していったんですね。

おそらく足は折れてると思うので野生動物としては長くは生きられないのでしょう。

 

でも生きることしか考えていない。

 

あっぱれです。