演奏を終えて思ったこと

昨日(11月6日)第7回川口室内合奏団演奏会が開催されました。

好天に恵まれて客足も上々。なかなか安定した演奏だったのではないかと思います。

 

さて、川口室内合奏団は古典の室内楽をレパートリーとするクラシックのバンドです。

当然いつもやってるジャズとはやり方が違う。最初はこの譜面ってやつが辛くて・・・

このバンドを始めた当初からに比べれば段々楽しくなってきてはいるのですが、どうも本番で「自由」になれない。

 

「」がついている自由なのでジャズで言う自由とは意味が違います。

譜面からの心理的な解放、と言った方が当てはまるかも・・・

テンポにのっていつまでもひたすらに譜面を追いかけているだけではダメなんでしょうね。

50%で良いので暗譜する覚悟で譜面に向かわないといつまでたっても「自由」になれない。

 

当然、クラシックのアンサンブルなので全員で統一された譜面を演奏することになります。そこには統一された約束事が書いてあるわけです。なので、譜面に書いてあることを寸分たがわずに演奏すれば間違いはない。

 

ただなーーー・・・

 

それは自分が求めている音楽の「自由」とは違う。

 

譜面は数々の約束事が大量に書いてあってそれを読み込んで体内で咀嚼する。

それだけでもかなり大変な作業なんですよね。

でもそこからさらに「表現」っていう世界が有るはず。

多分そこに「自由」が有るはず。

 

うん!

 

多分そうだと思う。

次は暗譜して譜面台無しで演奏する。

 

・・・・・・の覚悟で行こう。