犬の曲

世の中に数多ある猫をテーマにした音楽に比べると犬は少々分が悪い、ように思います。

 

「この体制の犬め!」

みたいな使われ方をされてしまう犬たち。

 

自由奔放で個人的な猫の印象とは対照的に犬のほうは組織的で大勢に奉仕しているように思われている・・・。

もちろん全ての個体がそのような性格を持っている筈もなくあくまでヒト族からの押し付けイメージ。

まあ、確かに犬は猫に比べるとタテ社会に生きているとはよく言われますね。

 

これらの悪いイメージが芸術の創作意欲と相性が悪いのではないだろうか?

 

そもそも既存の価値を破壊して新たな価値を創造していくのが芸術というもの。とても個人的で孤独な作業です。考えを同じくする仲間もいません。

しかもそこには何より「自由」が絶対的に必要です。

その全てが犬のイメージに当てはまらない・・・

うーーーん、ウチに前にいた犬はかなり自由度の高い犬でしたけどね・・・。食べたくない物は絶対に食べないし、その逆は何があっても策略で手に入れるし、好きな時に絶対散歩に連れて行かされるし、犬のくせに犬嫌いだし。

 

親友でした。

 

ビーチボーイズはデビュー当時ほとんどサーフィンが出来なかったらしいです。それがなぜあのバンド名になってしまったのかは、彼らの歌う曲のイメージをレコード会社側で勝手に解釈したから。

まさかビーチボーイズは自分たちが「浜辺男子」になるとは思っていなかったのでしょう。

 

かくもイメージとは恐ろしきものなり。

 

犬派として「犬の曲」を想像してみるととても身近で優しいあの毛皮の手触りを思い出します。いつも傍に・・・は、いてくれなかったですけれど(笑)

是非今度は彼の為に曲を書いてみようと思います。

全ての犬族たちの復権の為にも!

 

写真は亡き妻が生前、年賀状用に作成した愛犬の木版画です。

充分、芸術的だと思うのですが・・・・?