今年(2021年)の4月の末に川口室内合奏団の演奏会が行われました。
いつもの川口リリアの素晴らしい環境で、しかも数100人のお客さんに見守られての、しかもこのコロナの中において開催できたのは喜ばしいことです。
その中で2つほど思ったことを書きます。
まず1つめ、
本番の前に最終リハがあったのですがその時に音程の調整から入ることをせざるを得なくて、うーーーんと唸ってしまいました。
出来れば最後の音合わせで音程の話などはしたくなかったな、と。
全員が職業音楽家というわけではないので演奏者全員が揃うのが演奏会の前日、みたいなことが起こってしまい、そうなると全員が揃ったときに改めて音程の確認をする必要が出てきてしまう。
リハの1日目から全員でスタートダッシュを決めることが出来れば状況はかなり改善されるのではないかと思うのですがそれもなかなか難しい。
アマチュア集団は利益が出ないのでリハ出席の強制力もない。
うーーーん
こればかりは個人の矜持とか信念とか抽象的なものに頼るしかないのでしょう。
それと2つめ、これは解決策が見つかりました。
最終リハの時だけ凄い良い響きのホールでやることについて。
それまで公民館などの超デッドな空間でリハを行ってきたのにいきなり残響だらけの空間で音出しをすることになってびっくりしてしまった。
これも音程に関係する話でもありますしね。
出来れば前日の最終リハだけでも本番のホールでやりたかった。
でもこれは経済的に考えて絶対に無理なので考えた結果、似たようなアンサンブルの演奏をそのホールに聴きに行けば良いとの発想にたどり着きました!
まあそれが今できる最上の方法だと思います。妥協案だけど・・・