強拍と弱拍 2

さてと、また強拍と弱拍についてです。


一般に4分の4拍子ならば強拍ー弱拍ー強拍ー弱拍、と相場が決まっています。

ただ、これってずれることが多々あります。

例えば、4拍目で次の小節とタイで繋がって(こういうの文章で説明するのって大変)一拍目の音が前の音と繋がったら、二拍目が強拍に感じませんか?


感じない?

あ、そうですか。スミマセン……


まあこういうのは非常に主観的な感覚なんで一般論で説明は出来ないのでしょう。


で、これを強拍に取るか弱拍と取るかの良し悪しを論じたいのではなくて、こういったリズムの何処をポイントとして捉えるか?

を書きたいのですね。


自分は(あくまでも自分は)何処に強拍があろうが無かろうが、音の無い場所(弾いていない、またはレガートで延ばしているとき)を強く捉えます。


音がある場所(弾いている時)ならば気にしなくてもある程度リズムのポイントを捉えているものです。


危ないのはより静寂に近づいた時。

弾いていない時。


気持ちが緩みます。

で、リズムも緩みます。


音楽っていうのはたくさんの要素で出来上がっていますが、静寂と騒音もその一つです。

譜面で言えば休符と実音。


音楽の上でそれは確実に等しく並ぶことになります。

音が無いからと気持ちが緩んでいいわけではない。

まだ音楽は続いているのだから。


でも弾いていない瞬間は気が緩みがちなので、そこはしっかりと押さえます!


音楽が終わるまで。